土木分野の知っておきたい知識をクイズ形式で紹介する「ドボクイズ」。日経 xTECH日経コンストラクションに掲載した記事などを基に出題します。あなたは土木にどれくらい精通しているでしょうか。

 東京都品川区を流れる幅8mの立会(たちあい)川。川の真下に外径5.85mのシールド機2台を使って、雨水放流管のトンネルを建設する工事が進んでいます。

立会川の下流側から上流側を見る。雨水放流管のシールド機は、川の真下を手前から奥に向かって掘り進む(写真:大村 拓也)
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2つの坑口が横に並んだ発進たて坑(写真:大村 拓也)
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 雨水放流管は立会川の下流から上流に向かって掘進します。その際、解決すべき課題が2つありました。

 1つは発進たて坑における高さ方向の制約です。発進たて坑のそばに既設の護岸杭があり、シールド機はその下を通過しなければなりません。一方、発進たて坑には下流側から既設の放流管が接続しており、新設する放流管の管底をたて坑の位置で既設管よりも高くしなければなりません。これらの条件下で要求される流下能力を確保するためには、内径5mのトンネルを2本、横に並べてたて坑から掘進する必要がありました。

 ところが、もう1つの課題が立ち塞がりました。横幅方向の制約です。雨水放流管の大部分は立会川の直下に築かなければなりませんが、シールド機の発進後、ほどなくして川幅は8mに狭まります。

 発注者や施工者は、どのような方法で課題を解決したでしょうか。

  1. 川幅が狭まる手前に中間たて坑を設け、中間たて坑から上流側は外径8mのシールド機1台で掘進した
  2. 川の両岸の地権者に補償金を支払い、川幅からはみ出してトンネルを掘進した
  3. 横2連で発進したシールド機が途中で回転し、縦2連になって掘進した

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