受験申込時に提出する業務経歴票の不備によって、口頭試験で不合格となるケースが後を絶ちません。第2章では受験申込書の中で最も重要な業務経歴票を作成する際の注意点について、記入例も交えながら詳しく説明します。

 2019年度の改正に伴って、業務経歴票の様式が変更される可能性があります。本書の執筆時点では公表されていませんが、記載する際の趣旨も含めて大きく変わることはなさそうですので、以下では18年度までの様式を基に説明します。様式が変更されたとしても、微調整のレベルで対応できるはずです。

 業務経歴を記述する欄は5行です。さらに、経歴の中の一つの業務について、「技術士としての実務能力」の成果などを詳細に記載します(表2.1)。最近の口頭試験では、この業務経歴に関する質問が半分を超えています。自身の技術士としての実務能力をわかりやすく説明するためにも、業務経歴票の内容を充実させることが必須となります。本章を参考に、受験の申込時期までに準備しておきましょう。19年度の受験申込書は4月1日から配布が始まり、日本技術士会のホームページからダウンロードできる予定です。手書きまたはパソコンによる入力のどちらで記入してもかまいません。

表2.1 業務経歴票の様式
(注)2018年度の様式。日本技術士会の資料を基に作成
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