中国の影響力がかつてないほと高まっている。中国の景気減速が世界経済に打撃を与えたのは、その象徴だ。日本の製造業も中国市場の変調のあおりを受け、2019年度の業績を下方修正する企業が相次いでいる。

 最近では中国の人口・市場のインパクトに加え、技術力の向上も著しい。フィンテックやスーパーコンピューターなどのIT(情報技術)分野や、5G(第5世代移動通信システム)に代表される通信分野で、世界をリードするほどの高い技術力を有する。

 さらに、日本がお家芸としてきた家電分野でも競争力を発揮するようになってきた。例えば、自動運転車に使われる最新技術を搭載した最先端のロボット掃除機を、3万円程度という手ごろな価格で売り出すなど、コストパフォーマンスで世界をリードする。

 では、機器の心臓となる「半導体」や、人と機器のインターフェースを担う「液晶」といった、技術力の根幹ともいえるハイテク部品の技術力はどうなのか。その実力を調べていくと、衝撃の事実が見えてくる。