「良く寝たらポイント付与します」、社員の睡眠改善に企業が本腰

2019/03/19 05:00
宇野 麻由子=日経 xTECH

 良く寝たほうがお得――。個別対応の結婚式事業などを展開するCRAZYは、同社調べで“日本初”とする「睡眠報酬制度」を2018年10月に開始した。1週間のうち6時間以上の睡眠を確保できた日が5日以上の場合に、日数に応じて社内の食堂やカフェで利用できるポイントが付与する。

 1日100ポイント相当に設定しており、100ポイントは100円として利用できる。例えば、1週間に6時間以上睡眠を確保できた日が6日あれば600円分がもらえる。なかなか良いインセンティブだ。睡眠時間の計測には、マットレスメーカーであるエアウィーヴのアプリ「airweave Sleep Analysis」を用いる。

 これまでに実施した5カ月のうち、従業員85人中、最大で53人が参加した。参加者の睡眠時間は事前の平均5時間30分から2019年2月時点で6時間17分に伸びたという。この結果、「風邪をひきにくくなった」などの声が上がっており、今後は欠勤などの削減につながると見込む。また、社内で睡眠時間を話題にする機会が増え、チームリーダーがチーム内で睡眠時間の少ない人は負担が大き過ぎると判断して業務分担を見直す動きにもつながっているという。

睡眠報酬制度を始めたCRAZY 代表取締役社長の森山和彦氏
森山氏自身も「airweave Sleep Analysis」を使って睡眠を可視化しているという(撮影:日経 xTECH編集部)
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