ニコンが満を持して世に問うた新世代ミラーレスカメラ「Zシリーズ」。2018年8月に発表会を行った後、9月に「Z 7」が、そして11月には「Z 6」が発売され、ニコンもフルサイズミラーレスへと本格参入を果たした。かつて展開していたミラーレスカメラ「ニコン1」とはまったく違う設計思想を持ったZシリーズは、プロ、そしてハイアマチュアをユーザーに想定したハイスペックなカメラとして世に放たれた。

ニコンの新世代ミラーレス「Zシリーズ」の開発をリードした3人の開発者 左から光学本部 第三設計部長 鈴木剛司氏、映像事業部 開発統括部 第一設計部長 村上直之氏、同事業部デザイン部長 橋本信雄氏

 フィルムカメラ時代、1959年のニコンFから一眼レフを作り続けて約60年の歴史を持つ同社が満を持して発売したZシリーズに込めた作り手の思いを、4回にわけてお届けする。