三菱ふそうトラック・バス(本社川崎市)の川崎工場は2017年から、スマート工場化の取り組み「ファクトリー・オブ・ザ・フューチャー」を進めている(図1)。

図1 三菱ふそうトラック・バスの川崎工場
敷地内に本社ビルもある。(写真:日経ものづくり)
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 IoT(Internet of Things)を活用した情報の一元化・見える化やロボットによる自動化などを推進。併せて工場で働く従業員がこうしたスマート工場化を理解し、各種システムやデバイスを使いこなせるように教育を進める。従業員からの意見やアイデアを反映し、全員参加型で工場を改革。生産効率の向上を目指す。

 川崎工場は大型から中型、小型までの各種のトラック・バスやエンジンなどを生産している同社のメイン工場だ。2017年からはJR新川崎駅周辺に点在していた本社や開発拠点などを集約。敷地内の建物や工場内の既存設備をリニューアルするプロジェクト「Campus+(キャンパス プラス)」を進めていた。

 同時に取り組んでいたのが「ファクトリー・オブ・ザ・フューチャー」だ。約24億円を投じ、「電子化」「つながる」「自動化」を3本柱のテーマとして作業の効率化と作業員の負荷軽減、生産性の向上を図る。

 同社副社長兼生産本部長のスヴェン・グレーブレ氏(図2)は、次のように話す。

 「商品のポートフォリオが複雑になったこともあって、改善の余地が少なくなり、改善による効率化が難しくなってきた。システム上のソリューションなどによる工場改革が求められている。ファクトリー・オブ・ザ・フューチャーはそんな次代の産業革命とも言うべき取り組みだ」

 具体的にはどのような取り組みなのか。

図2 三菱ふそうトラック・バス副社長兼生産本部長のスヴェン・グレーブレ氏
(写真:日経ものづくり)

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