医療用IoTポンプを例に、セキュリティー確保の手法を学ぶ

2019/05/21 05:00
林 正人=デジサート・ジャパン

 IoTデバイスがネットワークに接続していれば、ハッキングや不正操作のリスクは高くなる。それは医療現場のIoTデバイスでも同様である。今回はIoTを活用した輸液ポンプなどの「スマートポンプ」を例に、医療現場で使われるIoTデバイスのセキュリティー確保の方法を紹介する。

 インスリンポンプがハッキングできることはデモなどで示されている(関連記事)。これらの医療用IoT機器のセキュリティーが確保されていなければ健康や生命の危険に直結する。それでも医療現場でIT機器の利用が広がるのは、処置している間に現場を離れても、処置したり監視したりできるからである。

 薬剤の取り違えや投与速度設定ミスといった人為的なミスを防ぐ役割も果たす。薬剤ライブラリーと連動することで、薬剤量設定ミスの防止に役立つ。この他に病院内ITと連携すれば業務の効率化も期待できる。

 医療分野のIoTは患者への治療の質を高め、医療現場の効率性を向上させる。その大きな目標のためにも、これから説明するセキュリティー対策を、今日から始める必要があるだろう。

お知らせ

ピックアップPR

もっと見る

記事ランキング