3.文章作成ルールの再確認

 2次試験は論文による筆記試験だ。技術士にふさわしい能力があっても、それを文章によって表現できなければ合格には届かない。

 もっとも、ここで必要になるのは文学的才能ではなく、論文の内容を試験官と共有するための文章記述についてのルールだ。

 論文執筆のルールについては通常、学会ごとにマニュアルがある。しかし技術士試験においては、基準の指定はない。通常の文章作成のルールを守ればよいということだ。とはいうものの、ルールは多岐にわたり、今から1、2日で全てを習得できるものではない。

 そこで、これだけははずせない基本的なルールをお伝えしたい。

(1)文字について

 ひらがな、カタカナ、漢字、数字、英字および特殊記号で表記する。以下に論文執筆に関する基本を示す。

  1. 数字
     数字と英字は、見出し番号以外では半角表記とする。つまり、1マスに2文字で記述する。通常、漢数字は固有名詞以外には使用しない。
  2. 英字
     英字は記号、外来語、略号、外国人名を書く場合に使う。活字体などの読みやすい書体を用いる。筆記体は使用しない方がよいだろう。通常は半角表記だが、記号や略号は全角(1マスに1文字)で表記する。外国の地名やよく知られた外国人名などは英字ではなく、カタカタで表記した方がよい。
数字や英字などの表記例

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