1.論文の内容(建設部門/必須科目、選択科目)

 論文は、問題を見ていきなり書き出さないようにすることが重要だ。まず、数分かけて骨子を作成する。骨子は問題用紙の裏などに書けば、試験終了後、持ち帰ることができるので、口頭試験の対策に使える。

 どうしても記述するネタが少ない時は、箇条書きを使う。例えば、道路で「交通結節点の整備」の方策を書く場合は、

  • 駐車場、駐輪場整備
  • 駅前ロータリー整備
  • バリアフリー化
  • ユニバーサルデザイン化

 と書けば、余白が増えて記述量が稼げる。しかし、あまり箇条書きを多用するのは避けよう。箇条書きが多いと文章の意味が取りづらくなるのと、余白が目立って記述内容が薄くなるからだ。苦し紛れの箇条書きはあくまで最終手段とする。

 また、出題文で指定されていない限り図表を記述するのはやめること。図表は説明がなければ読み方が分からないことが多いからだ。意味が取りづらいという試験官もいるだろう。

 論文では流れが重要だ。試験官は意味不明な文章を推測で判断してくれないので、伝わるように記述しないと採点してくれない。そのためには、書き終われば最低1回は読み直す。時間に余裕があれば、論文作成途中でもときどき見直そう。

 最初に骨子ができていれば、大幅な修正はないはず。読み返す目的は誤字やねじれ文などを見つけて修正することだ。

 漢字が分からなければ、他に分かる漢字で言い換える。最悪の場合は、ひらがなでも構わないが、専門用語を知らないのは印象が悪く、合格には不利となる。道路の記述式論文で「じゅうたい解消」と書いてあったりすると試験官も心配になるだろう。少なくとも自分の専門分野の用語は手書き練習を積んで書けるようにしておきたい。

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