今回は、2019年9月と10月にそれぞれドイツ、米国で開催されたイベントから見えたフードテックの最新動向を紹介する。2つのイベントを通じて感じられたのが、フードテックが未来を語るフェーズからいよいよ実践に入りつつあることだ。

 まず2019年9月にドイツのベルリンで開催されたのが、世界最大級の家電見本市である 「IFA 」。1924年から続くこの伝統的なカンファレンスには、毎年約2000社が出展、世界各地から24万人あまりが訪れる。家電および周辺領域のキープレーヤーによるスピーチや、アカデミアも交えたカンファレンス「IFA+Summit」も併催される。米国で毎年1月に開催される「CES」ほど規模は大きくないが、欧州には調理家電メーカーが多く、フードテックやスマートキッチンのトレンドをつかむことができる。

 今年(2019年)はベルリン市内で同時開催されていた「STARTUPNIGHT」というスタートアップ・ピッチイベント内のフードテック専門トラックにも参加し、ドイツを中心とした欧州圏で、どのようなフードテック系スタートアップが出ているのか見てきた。

 さらに2019年10月には、米国シアトルで「Smart Kitchen Summit」が開催された。以上のカンファレンスから見えてきた最新動向をお伝えしよう。

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