米国ラスベガスで毎年1月に開催されるグローバル技術展示会「CES」*1は、スマートホームやデジタルヘルス、スポーツテック、ファミリーテック、ベイビーテックなど、数多くの技術アプリケーションを見ることができる。これらに加え、CES主催者が公式に成長カテゴリーとして挙げていないながらもひそかに進化を遂げている領域がある。それが「スマートキッチン」や「フードテック」だ。

*1 CESはこれまでConsumer Electronics Show(家電見本市)と称されてきたが、現在は正式に“CES~Global Technology Event”と名称を変更。家電のみならずあらゆる技術を展示するイベントとなっている。

 スマートキッチンとは調理家電のIoT化や調理プロセスのデジタル化を起点にした食のバリューチェーン全体に急速に広がるイノベーションの総称。食におけるイノベーションは、食材から加工、販売、レストランや家庭での調理、食事という一連の流れ全てに及んでおり、フードテックとも呼ばれている。筆者らは毎年CESを訪れているが、2019年においては明らかに食領域の存在感が急激に増大していることが分かった。まずは、CES 2019を象徴する食の展示を紹介しよう。

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