「100年に一度の大変革期」の中にいる自動車業界。社会的機能としての「モビリティー」の提供者となることで、その役割を広げようとしている。一方、完成車メーカーを頂点に形成されてきたその産業構造も大きく変わろうとしている。

 本連載では、このようなモビリティー産業における産業構造の変革期において重要な役割を果たしつつある部品やサブシステムのサプライヤービジネスにフォーカスを当てる。連載全体では、大きく3部構成を想定している。

 第1部で、モビリティー変革に伴うサプライヤー事業環境の変化を、マクロな各国別の産業論の視点も含めて俯瞰(ふかん)する。第2部では、ミクロな個別企業の経営的課題と、その解決策を中心にサプライヤー産業の進化方向性を整理する。第3部では、変革を機に自動車産業向けの事業参入・拡大を目指す異業種プレーヤーにとっての機会と脅威について考察する。

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鈴木 裕人
アーサー・ディ・リトル・ジャパン パートナー
鈴木 裕人 アーサー・ディ・リトル・ジャパンにおける自動車・製造業プラクティスのリーダーとして、自動車、産業機械、エレクトロニクス、化学などの製造業企業における事業戦略、技術戦略策定、経営・業務改革支援を担当。近年は、自動車業界にとどまらず、モビリティ―領域に関する事業構想支援、アライアンス支援、技術変化に備えたトランスフォーメーションなどを多く手がける。
著書に「モビリティ進化論-自動運転と交通サービス、変えるのは誰か―」(日経BP社)。
有木 俊博
アーサー・ディ・リトル・ジャパン プリンシパル
有木 俊博 主な担当領域は、自動車、自動車部品、産業財およびデバイス・材料における新規事業立案、研究開発戦略、事業戦略立案。特に自動車部品産業分野、ロボティクス分野に関するプロジェクト経験を豊富に有し、近年は特にメカトロニクス×情報活用による事業テーマ開発と事業実現の加速を支援している。
粟生 真行
アーサー・ディ・リトル・ジャパン マネジャー
粟生 真行 主な担当領域は、自動車OEM及び自動車部品を中心とした製造業に対する研究開発戦略、事業戦略立案、新規事業立案。特に自動車産業分野に関するプロジェクト経験を豊富に有し、近年は特にCASEトレンドに対する技術戦略、事業戦略を中心に支援している。
長冨 功
アーサー・ディ・リトル・ジャパン マネジャー
長冨 功 主な担当領域は、自動車部品を含む製造業およびICT企業に対する戦略・業務コンサルティング。特に事業戦略、M&A(プレ・ポスト)、事業再生、R&D部門改革に関するプロジェクト経験を豊富に有す。
赤山 真一
アーサー・ディ・リトル・ジャパン プリンシパル
赤山 真一 主な担当領域は、自動車・エレクトロニクスなどの製造業企業、通信・ICTサービスにおける全社戦略・事業戦略の策定支援。自動車・テレコムを含めた日本の伝統的企業に対して、WEBサービス・スタートアップ企業の強みを大企業に取り入れた形での新規組織立ち上げ・戦略策定・組織改革を支援してきた実績を多数保有する。
濱田 研一
アーサー・ディ・リトル・ジャパン マネジャー
濱田 研一 主な担当領域は、製造業・自動車業界における技術戦略構築や、R&D部門の組織・プロセス改革、技術人材育成支援。特に自動車産業のR&D分野に関する改革支援・プロジェクト経験を豊富に有する。近年はCASEを踏まえた技術戦略立案や、開発プロセス変革などに多くの実績を持つ。
竹内 国貴
アーサー・ディ・リトル・ジャパン マネジャー
竹内 国貴 主な担当領域は、自動車・製造業における事業戦略立案、技術戦略立案、新規事業立案。特に自動車産業分野に関するプロジェクト経験を豊富に有し、近年はCASEトレンドやモビリティーサービスに関する事業戦略立案を中心に支援をしている。
三ツ谷 翔太
アーサー・ディ・リトル・ジャパン パートナー
三ツ谷 翔太 主な担当領域は、製造業やインフラ産業におけるイノベーション戦略の策定支援や実行支援。近年は日本としてのイノベーションエコシステムの強化に向けて、中央政府や地方、大学やスタートアップなど、様々なステークホルダーに対する支援にも取り組んでいる。
松岡 智代
アーサー・ディ・リトル・ジャパン マネージャー
松岡 智代 主な担当領域は、化学・素材・部品を中心とした製造業に対する新規事業戦略・中長期戦略の策定支援。近年はイノベーションエコシステム強化の一環として、官公庁、ファンド&VC、スタートアップ、大学の産学連携部門の支援を行う他、新技術を活用したイノベーション創出に向け、関連プレイヤーと協働した情報発信や仕掛けづくりにも取り組む。