著名なセキュリティーリサーチャーのpiyokango氏が注目のシステムトラブルをピックアップ。今週の注目ネタは…。

 2019年3月下旬の注目ニュースは3件。最初は、関係者の告発で明らかになったメール誤送信事件を取り上げる。

新潟県職員がある教員の個人情報を誤って送信(3月28日)

 メールの誤送信は、様々な組織で毎週のように発生している。その原因は、作業ミスなど人によるものが多い。新潟県教育庁の職員による誤送信も作業ミスが原因だった。しかもその対応がまずく、新潟県がリリースを出すような事態に発展した。

新潟県教育庁の発表資料
(出所:新潟県)
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 事件は、教育庁職員が県立高校・中学の校長すべてに、ある教員の個人情報を誤ってメールで送信したというものだった。その職員は誤送信に気付いた後、メールの受信者に対して2回にわたり削除を依頼した。

 だが、誤送信メールを受信したのは校長のみと限定されていたことから、所属する高等学校教育課に報告せず、個人情報を誤送信された教員にも連絡していなかったとみられる。

 被害に遭った教員に匿名の手紙が届いたことで、事件が判明。教育庁は、情報が外部に流出した可能性を把握し、教員への謝罪と校長へのメール削除の確認に奔走した。新潟県は、事後対応の不十分さを認め、担当者へ適切な指導を行うとしている。

http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/712/144/310328_houdousiryou_815602.pdf

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