2019シーズンが間もなく開幕するJリーグ。そのライブ中継を担う動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」には、注目すべき最新ネットワーク技術が使われている。

 Jリーグのライブ中継の現場では、どのような作業が行われているのだろうか。作業の詳細と工夫、それらを支えるシステムを紹介しよう。

 設営準備はライブ中継の数日前から始まる。当日故障が判明するリスクをできるだけ減らすため、現地スタッフが機器に通電し、動作チェックを実施する。

 ライブ中継当日は、まずスタジアムへ入館し、伝送車を所定の場所へ配置する。基本的に伝送車は制作会社の車両(中継車)付近に配置する。

ライブ中継を支える車両
(出所:NTTコミュニケーションズ)
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 続いてケーブルを敷設する。可搬タイプの光ファイバーケーブルを使って、伝送車とスタジアムにある端子盤をつなぐ。これによりライブ中継に必要な映像ネットの機器がすべて接続される。その後オーダー情報を基にオンラインで機器の設定が実施され、制作会社からの映像信号を待ち受ける状態となる。

 機器設定は、「ゼロタッチプロビジョニング(ZTP)」と呼ぶ仕組みで行う。現地スタッフがボタンを1度押すだけですべての機器設定を完了できる。機器設定を終えると、pingによる疎通確認を実施する。映像の開通確認などを経て設営が完了する。

中継当日の開通作業のワークフロー
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