錦海ハビタットの設計概念を説明する橋本氏(写真:日経コンストラクション)
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 公園や緑地、ニュータウンなどの設計で「エコロジカル・ランドスケープ」と呼ぶ概念がある。地域の潜在能力を見極めて、その地域でなければ成し得ない環境を保全、創出していく手法だ。人が造るのは半分だけ。残り半分は自然に任せる。

 岡山県瀬戸内市で2016年、この考え方を生かして生物多様性を目指した湿地「錦海(きんかい)ハビタット」が完成した。日本最大級となるメガソーラー発電所の一画に設けた。

 錦海ハビタットの設計・施工を事業者から請け負ったのは清水建設。同社土木技術本部基盤技術部造景グループの橋本純主任は、設計を担当した技術者の1人だ。ランドスケープの設計などを手掛ける国内外の事務所を経て、清水建設に入社した。

かつての塩田地帯に整備した錦海ハビタット。面積は16haに及ぶ(写真:清水建設)
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橋本氏は錦海ハビタットの建設現場に赴き、施工方法などを打ち合わせた(写真:清水建設)
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