2019年9月14日、熊本市の新たなランドマークとなる「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチクマモト)」が市中心部で開業した。熊本交通センター跡地を活用した大規模再開発事業の中核となる商業施設で、日本最大級のバスターミナルを擁する。再開発エリアには3000人を収容可能な「熊本城ホール」やホテル、集合住宅などを併設した。16年の熊本地震からの復興に向けた起爆剤として、期待が高まる。

サクラマチクマモトの開業初日の様子(写真:日経アーキテクチュア)
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サクラマチクマモトの東側外観(写真:日経アーキテクチュア)
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サクラマチクマモトやホテル、集合住宅、ホールなどから成る再開発エリア全体の模型。写真手前右がサクラマチクマモトの商業施設、手前左がホテルと集合住宅、奥が熊本城ホール。ホテルの部屋数は205室、集合住宅の戸数は159戸だ(写真:日経アーキテクチュア)
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 再開発エリア全体の建築面積は2万7050m2、延べ面積は16万4070m2だ。地下1階・地上15階建てで最高高さは約60m。構造は鉄骨(S)造と鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造だ。設計者は日建設計・太宏設計事務所JV、施工者は大成建設・吉永産業・岩永組・三津野建設・新規建設JV。総事業費は777億円に上る。

 サクラマチクマモトは「新市街」と呼ぶ繁華街の西側に位置する。市内の観光名所である熊本城から徒歩数分の好立地だ。施設を運営する九州産交ランドマーク(熊本市)は年間2500万人の来場を見込む。同社の矢田素史社長は、「熊本城を訪れた人が市内を回遊するための拠点にしたい」と語る。

サクラマチクマモトと周辺の地図。熊本市の中心地に位置する(写真:日経アーキテクチュア)
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