JR東日本は、港区の港南、芝浦、高輪、三田にわたる約9.5ヘクタールの車両基地跡地で、南北に4街区が連なる総敷地面積約7万2000平方メートル、総延べ面積約85万1000平方メートルの品川駅周辺プロジェクトを進めている。東京都の「都市再生プロジェクト」の1つで、周辺地域と連携し、国際的に魅力のある街づくりを目指す。同地区と接して進行中の大規模開発と併せて紹介する。

 JR東日本が、この規模の複合開発プロジェクトに単独で携わるのは初となる。周辺地権者などとの共同事業である東京駅八重洲口開発をはじめ、ターミナル駅内に商業施設を開発するエキナカ事業、オフィス、ホテルの開発事業などを経てノウハウを蓄積し、満を持して臨む。事業創造本部と駅改良を専門とするターミナル計画部(当時部門)が連携して約10年前から本格的な検討を進めてきた。

品川開発プロジェクトの全体パース。新駅で約192億円、駅前再開発(第1・2期)で約5000億円の総事業費を見込む(資料:JR東日本)
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 「当社ならではの開発とするため、駅間距離のある品川・田町間に拠点となる新駅を設け、車両基地の用途転換を図って、街を一体的につくる。国鉄民営化でスリム化を図る中で、様々な施策を積み重ね、20年以上をかけて開発適地を生み出したものだ」と同社事業創造本部品川まちづくり部門兼総合企画本部品川・大規模再開発部の村上祐二副課長・品川都市計画グループリーダーは説明する。

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