カウンターの値は大きいほど快適に使える

 マウスの製品仕様表には「1600dpi」や「2000dpi」といった数値が記載されている。この値は、マウスが1インチ動いたときにどれだけの情報を送れるかを示す「カウント数」だ。dpiはドットパーインチを表し、「マウスカウント」「トラッキング解像度」「分解能」などとも呼ばれる。

 dpiの値が大きいほど、PCに多くの移動情報を送ることができる。そのため、画面上のマウスカーソルが速く動く。つまりカウント数が大きいと、大画面やマルチスクリーン環境で有利だと言える。マウスによっては、手元のボタンやユーティリティーソフトによって切り替えられる。

ロジクール「MX MASTER 2S」(実勢価格は約1万3000円)は、無償のユーティリティーソフトが提供されている。マウスカーソルの動く速度が速いと感じたときは、このソフトでポインターの速度を変更する
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奇抜な外観だが負担が少ないエルゴノミクスマウス

 マウスを使ってPC操作をすると疲れやすいと感じたら、「エルゴノミクス(人間工学)マウス」の導入を検討してみよう。通常のマウスと比べると奇抜な形状をしているが、マウスを握ったときの手首への負担を抑えられる。

ロジクールの「MX Vertical」(実勢価格は約1万3000円)は、「新次元」をうたうエルゴノミクスマウス。通常のマウスよりも奇抜な形状で大きい
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ボタンやホイールを57度に傾けることによって、握手するような位置でマウスを握れる。従来のマウスと比較すると、筋緊張を10%も低減できるという
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 頻繁に持ち歩くノートPCと一緒に使うのであれば、持ち運びがしやすい小型でコンパクトなマウスがお薦めだ。薄型やコンパクトな製品は、Bluetoothを使用する無線タイプが多い。大幅な小型化を図ったため使い勝手が一般的なマウスと異なる製品もあるので、販売店でデモ機を試したりレビューを見たりして、自分に合いそうかを検討しよう。

サンワサプライの「MA-BTIR116BK」(実勢価格は約3300円)は、薄型のBluetoothマウス
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本体中央が折れる構造になっており、折ると電源が入る。折り曲げるとボタンに適度な傾斜が付くため、使い勝手は通常のマウスと似ている
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エレコムの「M-CC2BRSBU」(実勢価格は約3500円)は超小型のBluetoothマウス
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ボタンやホイールの本体前部と本体後部は分離できる。本体後部はカバーとなっており、使わないときは本体前部を収納して小さくまとめられる
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