安価な製品はキーに刻印された文字が見えなくなりやすい

 高価なキーボードは、キーの文字の刻印方法も異なる。安価な製品は、キーの上の文字が転写式シールで貼られている製品が多い。この場合、しばらく使っていると文字が剥がれてきてしまう。高価なキーボードであれば、レーザー刻印や2色成型で文字が記載されており、文字が剥がれにくい。

安価なキーボードは、キートップの文字が写真のようにデカールとして貼られていることが多く、ちょっと擦れただけで剥がれてしまうことがある
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高価なキーボードは、レーザー刻印や2色成型で文字が記載されており、擦れに強い
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 ディップスイッチを備え、キー配列を手元で変更できるキーボードもある。スイッチを操作することで、Windows用とMac用の配列の切り替えや、「Ctrl」キーや「CapsLock」の配置の入れ替えなどができる。

 「REALFORCE R2 テンキーレス『PFU Limited Edition』 日本語配列」のように、キーボード上にある切り替えスイッチを押すことで、キースイッチの接点の位置を1.5ミリ、2.2ミリ、3ミリの3段階で調節できる「APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能」を備える製品もある。この製品は、キーの下に敷くことでキーストロークの量を調節できるキースペーサーも付属しており、使い勝手を自分に合わせやすい。

PFUの「Happy Hacking Keyboard Professional JP」(実勢価格は約2万3000円)は、背面にディップスイッチを備えており、キー配列を変更できる
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「REALFORCE R2 テンキーレス『PFU Limited Edition』 日本語配列」には、キーのストロークを調節するスペーサーや、キーを取り外す工具、キーの機能を入れ替えたとき用のキートップも付属する
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 キーボードがないタブレットPCで、ちょっと文字を入力するだけなら、ソフトウエアキーボードも選択肢に入るだろう。例えば、「FlickKeyboard」(ForbiddenFruit氏作)というフリーソフトを使うと、PCでもスマホのようなフリック入力ができる。簡単なメールの返答など、いちいちキーボードを出すのが面倒なときに重宝する。

「FlickKeyboard」(ForbiddenFruit氏作)は、PCでフリックによる文字入力ができる。ちょっとした文字入力に便利だ
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■変更履歴
3ページ目で「Happy Hacking Keyboard Professional JP」がAPC機能を備えているとしていましたが、この機能を備えているのは「REALFORCE R2 テンキーレス『PFU Limited Edition』 日本語配列」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2019/02/07 16:30]
田代 祥吾(たしろ しょうご)
PC周辺機器メーカーから日経WinPC編集部を経て、現在はフリーランスライターとして活動。日経PC21や日経パソコンなどで記事を執筆している。得意ジャンルはパソコンやスマートフォン、自動車、アキバ系サブカルチャーなど。