横幅が広いキーボードを置くスペースがなければ、キーボード右側にあるテンキーを省略して、横幅を狭めている製品を探してみるとよい。テンキーがあれば数値の入力は楽だが、数値をあまり入力しないならテンキーレスのキーボードを選ぶのもありだ。

写真上はテンキーレスの「REALFORCE R2 テンキーレス「PFU Limited Edition」 日本語配列」(東プレ製でPFUが販売、直販価格は約2万9000円)。テンキーがないため横幅が狭い。写真下のMajestouch Convertible 2 茶軸・フルサイズ・英語 US ASCIIはテンキー付き
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 小型ながら大きめのキーを持つキーボードは、大胆にも「F1」から「F12」までのファンクションキーを省いている製品が多い。そのようなキーボードでは、「Fn」キーと機能が割り当てられたキーを同時に押すことによって、不足しているキーの入力を補える。入力にひと手間要することもあるが、それをいとわず省スペースを重視する人ならば、選択肢に入れてもよいだろう。

 例えば69キーしかないPFUの「Happy Hacking Keyboard Professional JP」の場合は、ファンクションキーや「Del」キー、「Ins」キーなどは、他のキーの組み合わせで補う。

PFUの「Happy Hacking Keyboard Professional JP」(実勢価格は約2万3000円)は、69キーの省スペースキーボード
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不足しているキーは右下にある「Fn」キーを押しながら、キー側面に機能が書かれているキーを押す
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 キー配置が好みでない場合、「Change Key」(Satoshi氏作)といったフリーソフトを使うと、キーボードのキーの役割を自由に入れ替えられる。左「Shift」キーに「Ctrl」キーを割り当てたり、誤って押してしまう可能性がある「Windows」キーや「カタカナひらがな」キーを無効化したりできる。

 Change Keyはレジストリーを書き換えることでキーの入れ替えをしているため、ソフトの常駐も不要だ。動作対象OSはWindows NT/2000/XPなど古いが、Windows 10でも右クリックメニューから「管理者として実行」を選ぶことで起動して利用できる。筆者の環境(Windows 10 Proを搭載したノートPCにキーボードREALFORCE R2 テンキーレス「PFU Limited Edition」 日本語配列を接続した環境)で動作することを確認したが、動作対象OSではないので自己責任で使用してほしい。

 使い方は簡単で、別の機能を割り当てたいキーを選択後、変更したいキーを選ぶだけだ。設定が完了し「登録」を押して再起動すると、再起動後にキーの役割が変更されている。元のキーの役割に戻すには、再度そのキーの割り当てに設定するか「リセット」でキーの役割を初期化すればよい。

「Change Key」(Satoshi氏作)は、キーの役割を変更できるフリーソフト。キー配列が気に入らないときに、このソフトでキーの役割を変えてしまうのも手だ
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田代 祥吾(たしろ しょうご)
PC周辺機器メーカーから日経WinPC編集部を経て、現在はフリーランスライターとして活動。日経PC21や日経パソコンなどで記事を執筆している。得意ジャンルはパソコンやスマートフォン、自動車、アキバ系サブカルチャーなど。