日本語と英語でキー配列が違う

 キーボードを選ぶときは、キー配列も重視しておきたい。

 日本で売られているキーボードのキー配列は、主に日本語配列と英語配列の2種類だ。どちらもアルファベット部分は「QWERTY配列」と呼ばれる配列でほぼ一緒。だが、英語配列のキーボードには「半角/全角」キー、「無変換」キー、「カタカナひらがな(ローマ字キー)」といった、日本語入力に必要とされるキーがない。また「Enter」キーや「BackSpace」キーの形状、「[」や「]」といった一部の記号キーの配置などが、日本語配列のキーボードとかなり異なる。例えばメールアドレスの入力に多用する「@」キーも、英語配列のキーボードだと「Shift」キーを押しながら「2」キーを押さないと入力できない。

 英語配列のキーボードでも、日本語の入力はできる。日本語配列のキーボードの「半角/全角」キーと同じ位置にある「~」キーを押すことで、文字入力を日本語入力に切り替えられる。「変換」キーは、「Space」キーを押すことで代用できる。英語配列のキーボードは、下段に日本語入力に必要なキーがない分、「Space」キーの横幅が日本語配列のキーボードよりも広い製品が多い。それを理由に英語配列のキーボードを好む人もいる。

 また英語配列のキーボードは、かな文字の刻印がないため見た目がすっきりしている。なお日本語配列のキーボードにも、かな文字の刻印がない製品がある。

上はサンワサプライの日本語配列キーボード「SKB-L1UBK」(実勢価格は約880円)。下はダイヤテックのMajestouch Convertible 2 茶軸・フルサイズ・英語 US ASCII(実勢価格は約1万6000円)。アルファベット部分の配置は一緒だが、「Enter」キーの形状や記号キーの配置、日本語関連のキーの有無などが異なる
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 日本語配列のキーボードは、109個のキーがあるため「109キーボード」とも呼ばれる。製品によっては、キーが若干少ない「108キーボード」などもある。キー数が少ない場合、「Space」キー右側の「Windows」キーや「アプリケーション」キーが省かれていることが多い。もしそれらのキーが必要なら、購入前にキーの有無を確認しておこう。

 「メール」キーや「音量」キーなどのファンクションキーを備える製品も多い。そのキーを押すと、Windows上でそれらに関連付けされたソフトが起動する仕組みだ。こうしたキーボードは、パッケージや製品仕様にファンクションキーの数を足した「112キーボード」などと記載されていることもある。

上は108キーボードの「BSKBU12BK」(バッファロー、実勢価格は約1400円)。右「Alt」キー横の「Windows」キーが省かれている。下はサンワサプライのSKB-L1UBKで、こちらは109キーボード。右上に「消音」キーや「メール」キーなど、独自のキーを備える
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