百花繚乱のスマートフォン。店頭にはたくさんの機種が並び、どれを選べばよいか悩むもの。せっかく購入したスマホが遅い、あるいは画面が暗いなどの理由で買い直す人もいる。そこで本特集では、間違った選択をしないためのポイントを解説する。

 今回は、2万~3万円台で買えるSIMロックフリースマホ(SIMフリースマホ)6機種のディスプレーとバッテリーを比較していく。

 ディスプレーは、実はカメラ以上に重要だ。スマホで撮った写真をスマホで表示するなら、カメラが良くてもディスプレーがいまいちだときれいに見えない。そしてスマホに不満を覚える人の多くが、「バッテリーが持たない」と言う。確かに、スマホは電池切れになると全く役に立たないので、バッテリー容量は重要な比較対象となる。どちらもスマホを使う上で重要なポイントだ。逆に言えば、スマホ選びの落とし穴でもあり、はまってしまうとディスプレーとバッテリーへの後悔の念が湧いてくる。

 ディスプレーもバッテリーも、どの機種でも大差ないだろうと思う人がいるかもしれない。ところがそれは誤解で、特にディスプレーはひと目で違いに気付くほど。価格や他の機能とのバランスを考えつつ、よくチェックして選択すべきだ。

 ピックアップした機種はこれまで同様6機種。HUAWEI P20 lite、HUAWEI Mate 20 lite、ZenFone Max M1、moto g6、OPPO R17 Neo、AQUOS sense2である。

6機種のディスプレー、バッテリーとポート
[画像のクリックで拡大表示]

ディスプレーの差は大きい

 下の写真は、比較対象の6機種を、ディスプレーの輝度を最大に設定して並べたものだ。ご覧いただくと一目瞭然だが、ディスプレーの画質や明るさの差はとても大きい。もちろん、常に最高の輝度で使うわけではないが、輝度が低いモデルは一定以上の明るさにはできない。

 例えば、屋外で利用するときには、ディスプレーも明るくないと見づらい。だから、基本的には明るい方が優れている。解像度も高い方が良い。写真がきれいに表示できるし、ブラウザーを見ている際の文字のキレが違う。

ディスプレーは、上方に写っているOPPO R17 Neoだけが群を抜いて明るい
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]

 10万円を超えるような高級モデルは、どれも最高クラスのディスプレーを採用するので、意外に差が少ない。だが2万~3万円台の価格帯は全てにおいて最高の機能・性能にすることは難しい。メーカーが力を入れる部分が違ってくるわけだ。よってディスプレーにもこうした差が現れているのだろう。

 ディスプレーの良さを重視するなら、OPPO R17 Neoがダントツでお薦めだ。6機種の中で唯一、有機ELを採用している。明るさは際立っており、文字のキレも良い。ディスプレーに関しては他のモデルを確実に周回遅れにしている。上のものを含め、比較写真はいずれもOPPO R17 Neoが白飛びしないギリギリの明るさで撮影している。ここからも、他の製品との差が大きいことが分かる。

 明るさと画質を評価した結果、ディスプレーに関しては次のように順位を付けたい。

  • 1位 OPPO R17 Neo
  • 2位 HUAWEI P20 lite
  • 3位 AQUOS sense2
  • 4位 HUAWEI Mate 20 lite
  • 5位 moto g6
  • 6位 ZenFone Max M1

 ここでは、好みが分かれるので、ディスプレーサイズは考慮していない。大画面が好きな方はディスプレーサイズの大きなモデルに加点すべきだし、逆もまたしかりだ。

この先は会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が4月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら