一般社団法人セーフティグローバル推進機構(IGSAP:イグサップ)と日経BP社 日経BP総研は2018年11月20日、中央労働災害防止協会(中災防)の協力の下、「Safety2.0 国際安全シンポジウム 2018」を開催した。

 「Safety 2.0」とは、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)、ビッグデータなどの最新技術を活用した日本発の新しい安全の概念で、「協調安全」と呼ばれる。業種を問わずに適用できる安全の概念だが、2017年から製造業と建設業が先行する形で適用例が生まれつつある。

 今回のシンポジウムでは「世界は、安全で会社を強くする」を主題に、海外からはスイスに本部を置くISSA(国際社会保障協会)の事務総長とドイツの老舗安全装置メーカーであるピルツ(Pilz)社のCEOを、日本からは製造業と建設業それぞれで安全を積極的に推進するトヨタ自動車や清水建設などを招き、安全に関する世界の潮流やIoTやAIなどを活用した安全対策などの最新情報を共有した。以下が、今回の講演プログラムである。

主な講演プログラム

(1)経済産業省「製造現場の安全と未来」
(2)IGSAP「世界最大の安全国際会議『SIAS』から読み解く、安全の世界的潮流」
(3)ISSA「『Vision Zero』をついに日本でも発信。製造業と建設業を中心に2,000超の企業・団体が参画するVZの真髄を語る」
(4)ピルツ社「ドイツIndustry4.0推進において必要な協調安全の考え方と安全資格制度の必要性」
(5)トヨタ自動車「安全への経営層の積極関与の成果と、協働ロボット活用のための協調安全『Safety2.0』への期待」
(6)清水建設「Safety2.0を導入した『シミズ・スマート・トンネル』で生産性と安全性を両立する」
(7)パネルディスカッション「世界×日本、経営×技術。会社を強くするために、経営者と技術者が今すべきことを徹底討論する」

 本コラムでは、各講演の内容を順次掲載していく。