技術士第二次試験の総合技術監理部門を除く技術部門で、記述式の論文は選択科目IIと選択科目Ⅲに分かれる。専門知識や応用能力、課題解決能力が問われる記述式の試験対策を、平成29年度の出題事例を交えながら見ていこう。

(1)記述式論文II‐1の解答方法

 答案用紙1枚に記述する。

 以下の例のように出題文が「また」などの接続詞で大きく2つに分かれる場合は、大見出しを2つ付けて答案用紙を2つに分ける。一般的には0.5枚ずつ書けばよいが、内容の重要性で記述量を変えてもよい。

 さらに出題内容が細分化されていれば小見出しで分ける。一例を紹介する。

II-1-2 ダム貯水池の堆砂について、ダム下流河川への土砂の還元が可能な対策を計画する際の留意点を述べよ。また、ダム下流河川への土砂の還元が可能な対策の事例を2つ挙げ、それぞれについて特徴と留意点を述べよ。

 (河川砂防 平成29年度出題)

論文構成例
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