クリップボードを他のパソコンと共有

 「クラウド クリップボード」は、コピー・アンド・ペーストで利用するクリップボードを、同じMicrosoftアカウントでサインインしている異なるパソコン同士で共有する機能である。

 クリップボードの内容はクラウドサーバーに保存されるため、パソコンの電源をオフにしても保持される。履歴もサポートしており、「Win」キーを押しながら「V」キーを押すとクリップボードの履歴が表示される。過去に遡って作業するときに便利だ。さらに何度も使うと判断した履歴は、ピン止めにすることでお気に入りとして登録できる。繰り返し同じ作業をするときに活用したい。

クラウド クリップボード
同じMicrosoftアカウントでサインインしたパソコン同士で、クリップボードを共有できる。使用履歴も保存されており、画面のように過去に利用した内容を再利用しやすい
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 「切り取り&スケッチ」はスクリーンショットを撮る機能だ。デスクトップ画面全体や指定したウインドウ、選択範囲をキャプチャーし、クリップボードやファイルに保存できる。「Win」キーと「Shift」キーを押しながら「S」キーを押すと起動する。アクションセンターの「画面領域切り取り」や、操作ペンのボタンのダブルクリックなどからでも起動可能だ。

 なお、この機能が追加されたため、似たような機能を持つ「Snipping Tool」は今回の大型アップデートでなくなっている。

切り取り&スケッチ
「Snipping Tool」に代わる画面キャプチャー機能。デスクトップ全体や選択した範囲を保存できる。画面のように、フリーハンドの範囲指定による画面の切り取りもできる
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 新たに追加されたフォントにも注目したい。このフォントはモリサワの「MIRISAWA BIZ+」で、小さい文字や数値の読みやすさを重視して作られたという。「BIZ UDゴシック(標準/太文字)」「BIZ UDPゴシック(標準/太文字)」「BIZ UD明朝(標準)」「BIZ UDP明朝(標準)」の6書体を新たに利用できる。無償で商用利用することも可能だ。

 これらのフォントは、実はWindows 10 October 2018 Update以前のバージョンでも無料で利用できる。モリサワのWebページでユーザー登録をすると入手できるプログラムからインストール可能だ。

MIRISAWA BIZ+
フォントが6書体加わった。小さい文字や数値が読みやすさを重視したフォントだ
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