(写真:日経コンストラクション)
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 東京都内の橋梁補修工事の現場。監理技術者として所長を務めるショーボンド建設の小澤彰宏は、吊り足場の中で橋の隅々まで目を光らせる。

 「一度吊り足場を組めば、近接目視で点検して様々な補修を考えられる。発注者の要望に沿った提案をしていきたい」。そう話す小澤は、発注者のニーズを見事につかんだ提案で補修工事を1橋丸ごと、追加で受注した。

 当初の施工範囲は、3径間の鋼床版箱桁橋だった。壁高欄や橋脚からのコンクリート片の剥落対策のほか、塗装の塗り替えや溶接部の亀裂補修、伸縮装置の改良など、あらゆる対策を実施する工事だ。もともと人が立ち入らない空き地だった高架下に駐車場の整備計画が浮上したことから、第三者被害の防止などを目的として2016年から始まった。

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