「トヨタ自動車のハイブリッド車(HEV)『プリウス』は競合車ではない。プリウスとユーザーを奪い合うことはないと考えている」──。ホンダ執行役員で日本本部長の寺谷公良氏は、2018年12月13日に開いた新型HEV「インサイト」の発表会見で、新型車の販売ではプリウスと異なる土俵で勝負する考えを示した(図1)。

図1 新型「インサイト」
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 トヨタのHEVのプリウスがCセグメントのハッチバック車であるのに対して、新型インサイトはひと回り大きいDセグメントのセダンだ。さらに、外観や内装を高級感のあるデザインにして、プリウスと差異化した。寺谷氏は会見で、「子育てを終えた40~50歳代以上の中高年層を主なターゲットにする。ミニバンからの乗り換え層も想定している」と述べた(図2)。

図2 ホンダ執行役員の寺谷公良氏
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 ただし新型車の開発に当たってホンダは、1つだけプリウスを意識した。燃費性能である。

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