ホンダが2018年12月14日に日本で発売する新型ハイブリッド車(HEV)「インサイト」は、「部分ホットスタンプ」と呼ぶ高張力鋼板の熱間プレス材をボディー骨格に採用して衝突安全性を高めた(図1)。

図1 新型「インサイト」
[画像のクリックで拡大表示]

 同鋼板を使ったのは、センターピラーやルーフレール、リアフレームなど、特に高い強度が求められるボディー骨格部品である。部品の製造は、スペインのボディー部品メーカーであるゲスタンプ・オートモシオン(Gestamp Automocion)が担当した。同社の三重工場で生産し、インサイトを生産するホンダの寄居工場に供給する(関連記事)

 新型車に採用した部分ホットスタンプのボディー骨格部品は、高張力鋼板の一体成形品でありながら、部品の場所によって強度を変えられる。強度の異なる複数の部材を溶接して骨格部品を造る場合に比べて、トータルの製造コストを抑えられる利点がある。ゲスタンプの日本工場で生産した同鋼板製のボディー骨格部品を採用したのは、日本の自動車メーカーではホンダが初めてとみられる。

この先は有料会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が4月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら