(写真:123RF)

 2018年の「ITセキュリティ」分野では、セキュリティの観点から危険だと判断されていても、まだ使い続けている人が多いプロトコルやソフトウエアに関する記事が、皮肉にもよく読まれた。2位の「Windows 10でNASにつながらないトラブル続出、原因はついに無効化されたプロトコル」ではファイル共有プロトコルSMBv1を、11位の「まだ4万人もいるWinnyユーザー、危険を犯して誰が使っているのか」ではファイル共有ソフトのWinnyを、16位の「Windows 10への移行タイミング、IEを使い続けるリスク」ではWebブラウザーのInternet Explorer(IE)を取り上げている。

 1位の「iPhoneのパスコードを忘れた! 慌てずに済む3つの方法」と、4位の「パスワードに記号は不要、JPCERT方針転換の理由」は、ともにパスワードの話題だ。1位は、顔認証や指紋認証が普及してスマホにパスワードを入力する機会が減った人が、パスワードを忘れてしまったとき、どう対応すればよいかをまとめたものだ。それだけ困っている人が多いということだろう。

 3位の「覆された常識、CSVファイルでウイルス感染」と、6位の「佐川急便の不正アプリ対策でトレンドマイクロがバッシングされた真相」、19位の「dポイント不正利用の教訓、バーコードに潜む罠」は、2018年に初めて見つかったり、これまであまり知られていなかったりする攻撃手法を取り上げている。なかでも佐川急便をかたるSMSの詐欺は、2018年11月に入ると佐川急便に代わってヤマト運輸やNTTドコモをかたる手口が出現。今も被害が続いている。

ITセキュリティのアクセスランキング
期間:2018年2月13日~12月10日
順位タイトル
1位iPhoneのパスコードを忘れた! 慌てずに済む3つの方法
2位Windows 10でNASにつながらないトラブル続出、原因はついに無効化されたプロトコル
3位覆された常識、CSVファイルでウイルス感染
4位パスワードに記号は不要、JPCERT方針転換の理由
5位カドカワ川上量生社長が語る、サイトブロッキングの必要性
6位佐川急便の不正アプリ対策でトレンドマイクロがバッシングされた真相
7位みずほ銀行、勘定系システム移行の成否を占う
8位電子入札が使えなくなる恐れ、波紋呼ぶJavaサポート打ち切り
9位富士通系のクラウドストレージサービスが利用不能に、全面復旧に1カ月以上
10位もうJavaアプレットは使えない、移行が急務に
11位まだ4万人もいるWinnyユーザー、危険を犯して誰が使っているのか
12位IT企業が最新ITを活用できていない、悲しい現実
13位Facebookの情報流出、「診断系アプリ」はワナだらけ
14位怪しいサイトにアクセスしてみた
15位怪しい添付ファイルを開いてみた
16位Windows 10への移行タイミング、IEを使い続けるリスク
17位何問解ける?IT業界常識クイズ2018春
18位コンビニ初の全面タッチ操作、ローソンが10年ぶりにPOSレジ刷新
19位dポイント不正利用の教訓、バーコードに潜む罠
20位Webサイトに7月危機、常時SSL対応待ったなし