2018年下半期のSIMフリースマートフォン市場は、高価格帯のハイエンドモデルが注目を集めたように思う。9月に発売された「iPhone XS/XS Max」のSIMフリーモデルは、最安のiPhone XSの64Gバイトモデルが12万1824円(税込み)、最も高いiPhone XS Maxの512Gバイトモデルは17万7984円(税込み)にも達した。Androidスマートフォンのハイエンドモデルも10万円を超えるものが珍しくなくなった。

 しかし、エントリーモデルやミドルレンジが不調だったわけではなく、依然として売れ筋は3万~5万円台。2018年6月に発売された中国の華為技術(ファーウェイ)製のミドルレンジ「HUAWEI P20 lite」(実勢価格で約3万円)がロングヒットを続け、同じく6月に発売された「AQUOS sense plus」(実勢価格で約4万4000円)も好調な売れ行きを続けているようだ。

 ここでは、2018年7月以降に日本で発売されたSIMフリースマートフォンの中から、筆者が個人的に惹かれた5機種を選んだ。選考の基準としては、「使ってワクワクする」ことと、2019年の新しいトレンドになるのでは?という「未来を感じられる」ことを重視した。

5位:合体スマホ「moto z3 play」は今が買い時

 5位はモトローラ・モビリティ・ジャパンが2018年10月に発売した「moto z3 play」(実勢価格で約6万円)。背面パネルに「moto mods」という専用モジュールを装着することで、機能を拡張できる「合体スマホ」だ。

6.01インチの有機ELディスプレーを搭載するミドルハイモデル「moto z3 play」
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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 moto z3 playは、CPUに米クアルコム(Qualcomm)の「Snapdragon 636」を採用するミドルハイモデル。6.01インチの有機ELディスプレー(2160×1080ドット)、1200万画素+500万画素のデュアルカメラを搭載するなど、昨今のトレンドを踏まえた機能とスペックを実現している。バッテリー容量も3000mAhと十分だが、本体の厚さは約6.75ミリと薄い。「ワイヤレス充電キャップ」など厚みのないmoto modsを合体させると、一般的なスマホにカバーを付けた程度のサイズ感になる。

多彩な「moto mods」で機能を拡張できる
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 moto zシリーズは、日本では2016年10月に発売されて以来、このmoto z3 playが4モデル目となる。moto modsのラインアップが充実した今こそ買い時と言えるだろう。