強力な検索機能で重複しているファイルを見つけ出す

 CCleanerにも重複ファイルを検索する機能があるが、フリーソフトの「DupFileEliminator」(開発者はripobi-tan氏)を使うと、重複しているファイルをより高精度で見つけることができる。特に、デジカメやスマートフォンで撮影した写真をPCに保存しているケースで、重複する画像を整理してディスク容量を空けたいときに役立つ。SDカードから直接ローカルディスクにコピーしたもの、画像取り込みソフトを使ってPCに取り込んだものと、複数の同じ写真が別々のフォルダーに保存されていることはよくある。最近のデジカメは画素数が多いため、1枚の画像が5Mバイトを超えることも珍しくない。

 DupFileEliminatorは、完全に同じ画像を見つけるだけでなく、類似している画像も検索できる。同じシーンを連写で撮影した場合に、ベストショットだけを残して他は削除したいといった用途にも向いている。また、ファイルを削除するのではなく、別フォルダーに移動したりファイル名を一気に変えたりする処理も可能だ。

検索対象にするフォルダーを指定。重複ファイルの検索を開始する。重複ファイルの場合は、画像だけでなくExcelやWordファイルなどのファイルも対象になる
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重複しているファイルが見つかったら、内容を確認。「自動」をクリックすると、「更新日時が新しいファイルを残す」など、ファイルを残す条件を指定できる
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 重複画像を検索する場合、アプリケーションが自動で作成したサムネイル画像が「重複画像」として大量に見つかることもある。だがサムネイル画像を削除すると、アプリケーションが正常に動作しなくなる可能性もある。こうしたケースを見つけたら、「検索設定」で対象とする画像のサイズやファイル容量を指定して、サムネイル画像が削除対象としてひっかからないように適宜設定を変更しておくとよい。

「検索設定」で対象とするファイルサイズの容量や画像サイズを指定できる
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 類似画像は、画像の色合いや輝度などを解析して、類似するものかどうかを判定する仕組みになっている。パラメーターで検索の厳密さを指定できる。「やや曖昧」にすると、画像のレタッチ前とレタッチ後を見つけたり、同じ被写体の別カットなどを検索したりできる。

「設定」を開き、パラメーターを選択する
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類似画像が見つかった例。基準となる画像に対して何パーセント類似しているか表示される。画像サイズとファイル容量も表示されるので、どれを残すかを決める際に参考になる
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 この他、ファイルの作成日時や更新日時を指定して、該当するファイルを見つける機能もある。古い画像ファイルを一気に見つけ出し、まとめてDVDなどに保存すれば、ローカルディスクの容量を一気に空けられる。

岡本 ゆかり(おかもと ゆかり)
筑波大学卒業後、日経BP社に入社。「日経クリック」「日経PC21」の編集部を経てフリーに。パソコンやスマートフォンなどの機器、Webサービスなどの活用術を得意分野とする。趣味はF1とWRC(世界ラリー選手権)の観戦。