今年も年の瀬が近づいてきた。職場や家庭で大掃除の予定があるという人は多いだろう。それならば同時に、PC回りの大掃除もしてみてはどうだろう。PCやデスクに積もったホコリを払うだけでなく、PCの中身もスッキリさせよう。

 今回は、PCを使い続けているうちにたまっていく不要なファイルを削除してディスク容量を空ける方法と、動作が重くなる原因の不要なレジストリ(詳しくは後述)などを削除する方法を紹介しよう。

不要な一時ファイルをまとめて削除

 PCを使い続けていると、次第に動作が重くなっていく。購入した当初はキビキビ動いていたのに、今では文書や画像を開くのに時間がかかったり、アプリの動作が遅くなっていたりするのは、よくあることだ。それらの原因として大きいのは、PC内に不要なファイルがたまっていること。アプリケーションでファイルを作成したり、Webブラウザーでサイトを閲覧したりすると、一時的にその情報がディスク内に保存される。これを「一時ファイル」という。一時ファイルは不要なので削除して構わない。しかし、手動で探し出して削除するのは手間がかかる。

 Windows 10は、標準で一時ファイルを削除する機能を搭載している。「ストレージ センサー」と呼ぶ機能を有効にすると、一時ファイルの削除が可能になる。ただしPCの動作を軽くするために削除すべきデータは、一時ファイルだけではない。そこでお薦めなのが、PC内の不要データを手軽に削除できるソフトだ。よく知られているのが、「CCleaner」(開発元は英Piriform Software)である。非商用の個人利用の場合は、無料で使える。不要なファイルやレジストリを削除したり、スタートアップに登録されているアプリを整理したりが可能だ。

ストレージ センサーを使うと一時ファイルを削除できる。「設定」の「システム」を開き、「ストレージ」を選択する
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CCleanerは、インストール版の他ポータブル版も用意されている。インストール版の場合、画面右上で「Japanese」を選ぶと日本語表示になる。続いて「カスタマイズ」をクリックすると、デスクトップにショートカットを作成するかどうか、コンテキストメニューにCCleanerを追加するかどうかなどを選択可能
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 CCleanerの起動後に表示される「クリーナー」画面で、「解析」をクリックする。すると、削除しても問題のない不要なファイルが提示される。Webサイトの閲覧履歴などを削除したくない場合は、チェックを外せばよい。「クリーンアップ開始」をクリックすると、ファイルが削除される。

「解析」をクリックすると、不要な一時ファイルなどが見つかる。「Windows」タブ、または「アプリケーション」タブを開くと、ブラウザーの履歴やクッキーなどのファイルを削除対象から外すことができる
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