「やはり、シロアリにやられていたか――」

 リフォーム工事会社、カーサテック(東京都大田区)の葉山良二代表が、浴室をリフォームするために内壁のタイルを剥がしたところ、深刻なシロアリ被害が見つかった〔写真1〕。

〔写真1〕浴室のリフォームで根元を失った柱が出現
葉山代表が手掛けた浴室のリフォーム工事。壁を剥がすと、蟻害で根元を消失した柱が現れた(写真:カーサテック)
[画像のクリックで拡大表示]

 柱の根元付近がシロアリの餌食になり、完全に消失していたのだ。しかし、本人は「壁を開ける前からこうした事態を予想して工程表を組んでいた」と冷静そのものだ。

 同社が手がける浴室リフォーム工事は、築20~40年の戸建て住宅が主な対象だ。在来工法の浴室をシステムバスに交換するケースが大半を占める。「当社の浴室リフォームでは、約8割の浴室で何らかの蟻害や腐朽が見つかる。これほど多いと、もはや想定内。それを前提にして工程表を組む」と葉山代表は話す。

 この現場では、蟻害を発見した後に、次のような追加工事を実施している〔図1〕。

〔図1〕仮柱で支えながら新しい柱と土台に替える
(写真:カーサテック)
[画像のクリックで拡大表示]
(写真:カーサテック)
[画像のクリックで拡大表示]
(写真:カーサテック)
[画像のクリックで拡大表示]
(写真:カーサテック)
[画像のクリックで拡大表示]
(写真:カーサテック)
[画像のクリックで拡大表示]
(写真:カーサテック)
[画像のクリックで拡大表示]
柱は天井付近まで蟻害が進行していた。その部分を切断して新しい柱に取り替えた。土台も蟻害を受けた部分を交換した。新しい柱や土台の加工は手刻みだ

この先は有料会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら