Question

 細長い尾根を周回する道路のルートをショートカットするため、尾根を切り土する工事を実施していた。周辺には硬い砂岩や泥岩の互層が至る所に露出している。切り土の規模が大きくなる尾根部で調査ボーリングを2カ所実施したところ、いずれも固結度が高く良質な軟岩が浅い部分から連続していた。

 ところが、2段目の法面まで切り土を進めたとき、1日当たり30mm程度の降雨があって法面が局所的に崩壊した。その後、緩い勾配で切り直したところ、再び崩壊が発生した。

切り土法面の平面図
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切り土法面の横断図。当初、1対1の勾配で切り土していた法面が崩壊。その後、1対1.2の緩い勾配で切り直した法面も再び崩壊した
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 切り土法面の大半は軟岩だったが、崩壊の頭部から末端部まで、さらにその延伸方向に、やや色合いの違う泥質砂岩層が帯状に分布していた。なぜ崩壊したのだろうか。

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