Question

 主要地方道の道路改良工事で、高さ約40mの切り土によって道路を拡幅した。上から順に第1法面と第2法面は1対1.2の勾配で切り土し、法面保護には植生基材吹き付け工を施した。第3法面と第4法面、第5法面は1対1の勾配で切り土し、法面保護は吹き付け枠とした。

切り土法面の断面図
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法面の全景。第4法面中腹より下方の大部分が湧水で湿潤化している
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 施工方法は、斜面の上方から切り土していく逆巻き施工を採用。切り土後にすぐ法面保護を施工してから、下段の法面に取り掛かるものだ。

 第4法面の切り土終了後、湧水を伴う小崩壊が発生した。そこで、長さ10mの排水ボーリングを3本実施してから、吹き付け枠を施工した。第5法面は、小崩壊や湧水などはなく完成した。

 ところが、最下段の掘削を終えて山留め擁壁を施工しているときに、第4法面と第5法面との間の第4小段に亀裂が生じた。注意深く施工していたはずなのに、なぜ、このような事態が起こったのだろうか。

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