2010年に公共建築物等木材利用促進法が施行されて以来、中大規模木造の建設が拡大。最近は大きく2つの流れが見られる。1つは、4階建て以上の中高層木質・木造建築の増加。もう1つは、1000m2以下の中規模木造で、地域のシンボルとなるような架構デザインが増えていることだ。ここでは、後者にスポットを当てる。中断面集成材で格子状のトラス架構をつくり出した例、一般の流通製材で20m超のスパンを実現した例など、製材、集成材にこだわらず、適材適所で特徴的なデザインを生み出した事例を見ていこう。

目次(予定)

  1. はしご状の架構が消防車を覆う現代版貫構造(2018年11月15日公開)
  2. 富岡製糸場からヒント、斜め格子で長さ60mの無柱空間(2018年11月19日公開)
  3. 由布院駅前に森のような空間、設計は坂茂氏(2018年11月21日公開)
  4. 伐採から施工まで地域完結の3階建て木造庁舎(2018年11月26日公開)
  5. 鳥の巣状の大スパントラス、束や斜材は全て住宅流通材(2018年11月28日公開)
  6. 専門家を巻き込む「山田流」ロングスパン攻略法(2018年12月3日公開)
  7. 木造拡大には大スパンの標準工法を(2018年12月5日公開予定)

※予定は変更することがあります。

 日経アーキテクチュア掲載の木造特集や最新プロジェクト紹介欄から、主要な物件約30件をピックアップ。ディテール図面などを拡充し、ここ5年の木造建築のデザインの流れをまとめました。併せて、「防耐火」の専門家・安井昇氏による連載記事を再録し、法規制の動きも収めています。このほか、木造建築を支える構造家へのインタビューを収録。木造建築の構造や防耐火から、架構や接合部のディテールまで、デザインに関する最新の動きが丸わかりの1冊です。

  • 著者:安井昇、日経アーキテクチュア
  • 編者:日経アーキテクチュア
  • 定価:本体4,200円+税
  • A4変型判、248ページ
  • ISBN:978-4-296-10091-0
  • 発行元:日経BP社
  • 発行日:2018年11月26日

詳細はこちら