映画で見たような「超人化」が当たり前になる世界が近づいている。高さ4mの巨大ロボットを操縦したり、身体に複数のロボットアームを取り付けて“4本腕”にしたり、人間の能力を超えた者同士が新スポーツで対戦したり……。人と技術の物理的な融合が日常生活に新しい刺激をもたらす。

 これまで、パワーアシストのように人に不足していた能力を補完し生活を補助してきた技術は、広く「人間拡張(Augmented Human)」と呼ばれていた。人と機械の共生が現実のものとなるなか、人間拡張は超人化という次のステージに進む。人が機械を自由自在に操ることで身体の制約を取り払い、これまで実現困難だった活動に挑戦できる超人化の最前線を追った。