文書やプレゼン資料の作成、表計算、メール送受信など、様々な作業ができるMicrosoft Office。できることが多い分、設定項目や覚えなくてはならない操作はたくさんある。また操作を自動的に補助してくれる機能もあり、これらを適切に使いこなせていないと、かえって作業の邪魔になってしまうこともある。Officeが思い通り動作してくれないことが原因でイライラするのはもったいない。

 本特集では、Officeを使う際にユーザーがイライラしがちな設定やアプリケーションの動作を回避する方法を解説していく。ちょっとの工夫でだいぶ快適になるので、ぜひ試してみてほしい。なお本特集の作成にあたっては、Windows 10を搭載するノートPCにOffice Home & Business 2016をインストールして動作を確認した。

 今回はWordを取り上げる。職場でも自宅でもWordで文書を作成するという人は結構いるはずだ。その理由の1つは機能の豊富さにあることは言うまでもないが、その豊富な機能が場合によっては文書作成の邪魔になることもある。

行頭の英単語が勝手に大文字に

 Wordをデフォルト設定で使うと、英単語の最初の文字が自動的に大文字に変わってしまうことがある。行頭の英単語や、文中でも曜日など特定の英単語の場合、小文字で入力した瞬間、大文字に書き換わるのだ。通常であれば「間違いを直してくれてありがとう!」と言いたくなる機能だろう。しかし「blue candy」のような製品名などで意図的に冒頭を小文字にしたい場合もある。こうしたケースでも自動的に修正される。入力し直してもまた修正されてしまうようだと、イライラを通り越して困ってしまうだろう。

Wordは文書作成中、様々な自動修正機能を使って、「通常の文書」として正しい文字、正しい書式に変更してくれる
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 自動修正に関する機能が邪魔だと感じたら、オプション設定で変更できる。曜日の先頭が大文字になっては困る場合は、「オートコレクト」の設定で「文の先頭文字を大文字にする」のチェックを外す。

ファイルタブ→オプション→文章校正→オートコレクトのオプション→オートコレクトタブを選択。不要な項目のチェックを外す
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