米アップル(Apple)の新型iPhoneでは「Liイオン2次電池がL字形になる」という情報を得ていた編集部――(関連記事)。実際に分解してみると「iPhone XS Max」は前期種の「iPhone X」と同じ2個構成の電池をL字の形につないだだけだった。

 一方、「iPhone XS」の外観はきれいなL字型をしたセルだった。編集部では、「異形セルの大量生産が始まったと記念すべき機種」という意見と、「外観は1セルだが、中が2セルに分かれているのではないか」という疑義的な意見とで分かれた。

XS MaxとXSのLiイオン2次電池
左のXS Maxの定格容量は3174mAh。右のXSの定格容量は2658mAhである。
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 そこで、X線撮影を試みた。まずはXS Maxだ。これまで通り、細長い電極とセパレーターを重ねてからグルグルと巻いた、いわゆる巻回型セルだった。

iPhone XS MaxのLiイオン2次電池のX線写真
それぞれのセルに保護回路の基板が取り付けられている。巻回型セルの特徴となる集電体がセル内部に伸びている。写真はキヤノンアネルバのX線源を利用して撮影した。
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