Wordでは、画像や図形、テキストボックス、SmartArtの作図などを「オブジェクト」と呼ぶ。オブジェクトは文書内で自由に配置することができ、種類も使い方も多様だ(図1)。テキストボックスなら凝ったタイトルを作ったり、地図や顔写真で説明を補足したりするのに使える。画像をイメージカットとして散りばめたり、図形で流れ図を作ったりと、場面ごとに役割は異なる。肝心なのは、オブジェクトが最も効果的に見える配置やスタイルを工夫すること。まずはオブジェクト配置の基本を押さえておこう(図2図3)。

【鉄則】オブジェクトを活用して文書を引き締める
図1 パーツや素材の上手な活用は文書のクオリティーを高めてくれる。タイトル文字などの配置は、縦書きと横書きを混在できるテキストボックスが役に立つ
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【鉄則】オブジェクト配置の基本を押える
図2 オブジェクトと文字列の関係は「文字列の折り返し」で指定する。ドラッグで好きな場所に配置するときは「行内」以外を選ぶ
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図3 配置場所から動かないようにするには、「ページ上で位置を固定する」をオンにする。これでオブジェクトは文章と一緒にずれることがない。Word 2007/2010では「その他のレイアウトオプション」を選択し、「位置」タブで「文字列と一緒に移動する」をオフにする

 配置後も、文字列との間隔を空けるなど微調整を行う。図4では、写真の下にキャプションを入れる空間を作った。複数のオブジェクトを並べるときは、「配置」コマンドできちんとそろえよう(図5)。

【鉄則】配置後もきれいに見せる工夫をする
図4 「四角」や「上下」の配置でオブジェクトと文字列が密着しているときは、「文字列の折り返し」から「その他のレイアウトオプション」を選び、周囲の間隔を変更する。ここでは右と下を広くした
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図5 オブジェクトの位置は「配置」のコマンドで簡単にそろえられる。複数のテキストボックスに文章を入力して、上下や左右に並べるときも重宝。等間隔での配置も可能だ。ここでは自転車の上部をそろえた
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