加工で表現力アップ

 画像素材「クリップアート」は、美文書作りの強力なサポートアイテムだ。Wordからは、「挿入」タブの「オンライン画像」や「クリップアート」から、マイクロソフトが提供する「Office.com」のクリップアートを利用できる。

 Web上にも無料で使える提供サイトは多いので、Webブラウザーで「無料素材」「クリップアート」などで検索してみよう。なお、「商用不可」「加工不可」などもあり得るので、利用時には制約条件などを確認する。

 加工してもよいクリップアートなら、文書内容や使い方に応じてアレンジしよう。イベント案内状では、ギター奏者の写真をイラスト風にした(図12)。サイズの調整はもちろん、不要な部分は「トリミング」で切り取ることができる(図13)。

【鉄則】クリップアートを加工
図12 Wordには簡単なフォトレタッチ機能が備わっている。写真の一部分だけを使ったり、イラスト風に加工して、ひと味違った雰囲気を出そう
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【鉄則】文書で映える画像表現を見つける
図13 図の周囲は「トリミング」で切り取ることができる
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 「影」「反射」「ぼかし」などの特殊効果を付けるのもお勧めだ(図14)。Word 2010/2013では、「アート効果」で面白い表現を得られる(図15)。描画ツール「書式」タブではほかに、画像の色、明るさやコントラストの調整もできる。

図14 「図の効果」の「反射」は、ページ内がちょっとさみしいときに便利
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図15 イラスト風に仕上げたいときは「アート効果」から「線画」を選ぶ(Word 2010/2013のみ)。「図のリセット」をクリックすると効果が解除され、初期状態に戻る。トリミングやサイズ変更を解除する場合は、メニューを開いて「図とサイズのリセット」を選択
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 イラスト風にしたクリップアートは、案内状の背景にするため「背面」へ配置した。本文は薄く反射している部分に重ねたので、読みやすさに問題はない。ちなみに地図の画像は「四角」の配置にして、周囲に本文を回り込ませている。

 図解には、作図機能の「SmartArt」を使おう。使い方のコツを覚える必要はあるが、見栄えの良い流れ図などを数ステップで作れるメリットは大きい。ひな型が豊富なので、たいていの用途をカバーできる。