文字枠にはひと手間かける

 オブジェクトの中でも、文字列を自在のスタイルで表示できる「テキストボックス」は利用価値が高い。枠の形も変更できる(図6)。

【鉄則】テキストボックス内の文字はバランス良く調整
図6 枠の形は「図形の変更」で変えられる。ただし文字を入力できるのは四角形の領域。文字列が切れたときは、枠内の余白などを調節する
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 枠内に文字列が収まらないときは、余白の調節を行う。図7の例では、行間を詰めても入りきらなかったので、余白を全て「0mm」にした。なお、「図形の書式設定」ウインドウは「図形スタイル」横の小さなボタンをクリックして表示する。「レイアウトとプロパティ」で「テキストボックス」の設定画面が表示される。

図7 枠内の余白は「図形の書式設定」の「テキストボックス」で調節する。文字列を枠の中央に配置するときは「垂直方向の位置」を「上下中央」にする
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 文字列を枠の中央に配置するときは、「垂直方向の配置」を「上下中央」にしよう。さらに「ホーム」タブで水平方向も「中央揃え」にする。

 枠自体のスタイルにもこだわろう(図8)。ほかのオブジェクトに重ねるときは、塗りつぶしも枠線も「なし」にするとよい(図9)。あるいは前回の図18のように、半透明にするのも効果的だ。なお、オブジェクトの重なり順は「前面へ移動」「背面へ移動」などで変更できる。

【鉄則】塗りつぶしと枠線のスタイルを生かす
図8 テキストボックスのスタイルは「図形の塗りつぶし」「図形の枠線」「図形の効果」で設定できる。スタイルギャラリーから選択し、手直しするのもよい
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図9 テキストボックスをオブジェクトに重ねるときは「塗りつぶしなし」「線なし」で透明の枠にすると、周囲を気にせず配置できる
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 イベント案内状では、スタイルの異なるテキストボックスを組み合わせて、にぎやかなタイトルを作成した(図10)。枠の角度は上部ポインターのドラッグで変えられる(Word 2007では文字列の回転はできない)。

【鉄則】ブロック化した文字列を効果的に配置する
図10 文字列の折り返しを「前面」にすると、シールを貼り付けるような感覚でテキストボックスを配置していける。色違いの枠を重ねたり、文字を傾けたりしてデザインを楽しもう
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 Wordの図形機能もうまく活用したい。パンフレットでは、四角形と、右へ90度回転させた三角形を、3つ折り位置の目印に配置した(図11)。段間に折り目の罫線を引くよりもスマートな仕上がりになる。

【鉄則】シンプルな図形を目印やアクセントにする
図11 パンフレットでは折り目の位置が分かるよう、文字列の背面に薄い色の四角形を配置した。さらに三角形をワンポイントに重ねている。段間の罫線を一時的に表示して、図を折り目の位置に正しく配置した
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