9月4日に近畿地方を襲った台風21号による高潮で神戸港が浸水やコンテナ流出などの被害に遭ったことを受け、港を管理する神戸市は9月27日、国土交通省の近畿地方整備局や国土技術政策総合研究所などとともに、今後の高潮対策などを検討する会合を開く。

神戸市中央区の海上を埋め立てて造ったポートアイランドと対岸を結ぶ港島トンネルが浸水した(写真:国土交通省)
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 会合は、近畿地整が大阪湾の主要港を管理する自治体などと9月19日に立ち上げた「大阪湾港湾等における高潮対策検討委員会」(委員長:青木伸一・大阪大学大学院教授)の神戸港部会(仮称)。

大阪湾の港湾土木施設の被害概要(資料:国土交通省)
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 近畿地整の検討委員会が大阪湾全体を対象とするのに対し、神戸港部会は神戸港に特化した課題や対策を検討する。いずれも、今年度中に3回ほど会合を開き、来年3月末までに検討結果の取りまとめを目指す。

 神戸港部会では、神戸港の被災状況や事前の防災行動などを確認するとともに、台風21号による高潮の襲来時の状況を検証する。必要であれば、堤防や護岸など海岸保全施設の設計基準の見直しも検討する。

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