9月4日午後1時45分ごろ、台風21号の影響で漂流した全長89m、2591トンのタンカー船が、関西国際空港連絡橋の道路部の下り線に衝突した。橋は大きく損傷し、下り線は5日午前の時点で通行不能となっている。道路を管理する西日本高速道路会社は「復旧までにかなりの時間を要する」としている。

関西国際空港連絡橋に衝突したタンカー(写真:国土交通省近畿地方整備局)
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 大阪府泉佐野市のりんくうタウンと関西国際空港を結ぶ関空連絡橋は、1991年に完成した全長3750mの道路・鉄道併用橋だ。延長2700mの海上中央部(P7~P25橋脚)は、道路を上部、鉄道を下部に配した2層構造の鋼連続トラス橋。空港側(P1~P7橋脚)と泉佐野市側(P25~P30橋脚)は、道路と鉄道を分離した鋼連続箱桁橋となっている。

 タンカーが衝突したのは、空港側のP1橋脚とP2橋脚の間(径間長98m)とみられる。

タンカーの衝突箇所と関西国際空港連絡橋の断面図(資料:西日本高速道路会社)
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関西国際空港連絡橋の一般図。同橋は土木学会の田中賞を受賞している(資料:関西国際空港)
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