西日本高速道路会社は2019年1月18日、関西国際空港連絡橋の対面通行規制を3月中にも解除し、上下4車線で仮復旧すると発表した。関空連絡橋では、18年9月の台風21号で走錨(びょう)したタンカーが下り線の鋼箱桁に衝突した影響で、上り線を利用した対面通行規制が続いている。

台風21号の影響で、関西国際空港連絡橋に衝突したタンカー(写真:国土交通省近畿地方整備局)
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修復した桁の架設後、対面通行規制を解除して上下4車線で仮復旧させる(資料:西日本高速道路会社)
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 タンカーが衝突したのは、関空島側のA1橋台―P1橋脚間(径間長90m)とP1―P2橋脚間(同98m)の2径間分。桁の広範囲にウエブやブラケットの破断・変形が見つかったため、18年9月に深田サルベージ建設が保有する国内最大級の起重機船「武蔵」(定格荷重3700t)で一括撤去し、高田機工の和歌山工場とIHIインフラシステムの堺工場でそれぞれ修復を急いできた。

 2本の橋桁の修復は2月初旬にも終わる見込み。同月12日、13日の夜間に、撤去時と同じ起重機船で1本ずつ架設する予定だ。撤去を担当したIHIインフラシステムが架設も担当する。

桁の損傷状況(側面図)。西日本高速道路会社の資料を基に日経コンストラクションが作成
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修復中の桁(写真:西日本高速道路会社)
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