日経デジタルヘルスがかねて提唱しているコンセプトである「ソーシャルホスピタル」。これは、社会を構成するあらゆる要素が医療の中心地になる時代が到来するという方向性を示したもの。そこに向かっていく上で欠かせないのは、多種多様なプレーヤーの“連携”による新たな価値の創出だ。

 今回のデジタルヘルスDAYSは、この連携をテーマとしたカンファレンス・シアター・展示を繰り広げる予定である。カンファレンスは全11セッションを用意した。その1つとして、2002年度ノーベル化学賞を受賞した島津製作所の田中耕一氏(同社 田中耕一記念 質量分析研究所 所長でシニアフェロー)が、アルツハイマー病変の早期検出技術と、「異業種連携」の必要性について講演する。

 多種多様なプレーヤーという視点では、例えば、住友生命保険が健康増進型保険「Vitality」について、第一興商は「音楽×健康」をテーマに講演する。このほか、「医療×ブロックチェーン」、「医療×ビッグデータ」(次世代医療基盤法)など産業と技術の境界領域に関する講演も用意した。

 シアターでは連日、出展社によるプレゼンテーションを繰り広げるほか、午前中には主催者企画として3つのパネルディスカッションを実施する。初日は「海外デジタルヘルス 最前線 ~北欧、アジア、米国のトレンドを知る~」、2日目は「医療現場発のデジタルヘルス ~『医療4.0』時代に向けて~」、3日目は「『Health 2.0』米国ヘルステック現地レポート~Health 2.0 Updates Your World !! ~」を予定している。

 デジタルヘルスDAYSが開催される期間となる2018年10月9~19日の2週間には、ヘルスケアに関するイベントが国内で多数開催される。そこで、経済産業省と日経デジタルヘルスは、各イベントが相互に連携し、効果的な情報発信を行うために、「Healthcare Innovation Weeks Asia-Japan 2018」という統一ブランドを作成した。この一環として、経済産業省が10月9日に開催する「1st Well Aging Society Summit Asia-Japan」のラップアップのパネルディスカッションを、2日目のカンファレンス内で実施する予定だ。

 なお、シアター内では、日経デジタルヘルスが2018年5~6月に開催した座談会「働き方改革が切り拓く、ソーシャルホスピタル実現への処方箋」の議論をまとめた『日経デジタルヘルス 特別編集版 2018』を配布する。ぜひ、お手に取ってみてほしい。

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