ビジネスと技術の「クロス領域」を間近に感じられる「日経 xTECH EXPO」が2018年10月17日から19日まで東京ビッグサイトで開催される。そのなかの展示会の1つ、企業システム/ネットワークの総合イベント「エンタープライズICT 2018」ではサーバーやクライアント、ストレージといったハードウエアから、OSやデータベース、業務アプリケーション、設計/開発、運用管理、さらにはネットワーク、通信に至るまで企業情報システムを構成する製品やサービスが一堂に集まる。

 企業のデジタル化が叫ばれるなか、実際にそれを支えるさまざまなIT関連製品やサービスを一覧できる場がエンタープライズICT 2018だ。ともすれば新しい付加価値を生み出す「攻めのIT」「SoE(Systems of Engagement)」の話題に偏りがちだが、エンタープライズICT 2018ではコスト削減や効率を求める「守りのIT」「SoR(Systems of Record)」に関連する製品やサービスについても網羅。それは展示だけでなく、特別講演にも表れている。

 見逃せないのが事例に基づいたIoT(インターネット・オブ・シングズ)や基幹システムの刷新、SCM(サプライチェーン管理)による業務変革に関する講演だ。10月17日はIoTを活用した農業向け技術を開発したクボタ特別技術顧問の飯田聡氏が、データ活用による精密農業や自動化・無人化などについて語る。18日はクレジットカード業務全般を担う基幹系システムの刷新を成功させた楽天カードの小林義法執行役員システム戦略部長が刷新の方針決定から開発期間中の課題解決、そして刷新後の取り組みまで詳細を披露する。

 19日は江崎グリコでSCMシステムを刷新し在庫の適正化に挑んだSCM本部長生産部門統括の飛田周二常務執行役員が登壇する。生産現場を見える化し廃棄ロスを減らすなど目に見える効果を出した取り組みについて講演する。最新の製品やサービスの展示と併せて、こうした当事者による地に足のついた実践的な話が聞ける場であるエンタープライズICT 2018にぜひ足を運んでいただきたい。

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