システムの信頼性やセキュリティについて厳しい目を持つ金融機関が、パブリッククラウドサービスを活用する。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が2017年初にAmazon Web Services(AWS)の本格導入を表明したことが転機になり、今ではそんな事例が珍しくなくなっている。

 例えばセブン銀行。同行はMicrosoft Azure上に、海外の提携先銀行やFinTechベンチャーのシステムと柔軟にAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)連携する基盤を構築。顧客向け新サービスの開発を迅速化している。

 「クラウド Impact 2018」では、AWS導入表明から1年半以上が経過しシステム移行を進めるMUFGの役員、API連携基盤を作ったセブン銀行のマネジャーが講演するほか、大阪ガスのクラウドによるIoT(インターネット・オブ・シングス)事例の講演も行う。講演を聞いて、一般には保守的とみなされる企業がハードルを乗り越え、積極的にクラウドを活用しているという変化を実感してほしい。

 パブリッククラウドの導入が広がる背景には、クラウドサービスの急速な進化もある。最近はとりわけAI(人工知能)、機械学習、ビッグデータ処理、コンテナ、サーバーレスなどの分野で、クラウドサービス事業者の競争が激しくなっている。

 そうした最新のクラウドサービスや、クラウドへのシステム移行、クラウド上でのシステム構築・運用の情報を得られるのも、「クラウド Impact 2018」の特徴だ。展示会では、パブリッククラウドだけでなく、オンプレミス(自社所有)環境に作るプライベートクラウドもカバーしており、それらを活用・強化するための情報を手に入れられる。

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