東芝機械は、自動車の大物内装部品および大物外装部品の成形に向く射出発泡成形技術を開発した。ポリプロピレン(PP)に強化材としてタルク(ケイ酸マグネシウム)を混ぜたものを材料に使い、物理発泡させて部品を成形する。発泡化によって材料の密度が小さくなって軽くなる上に、大物部品を扱うことから大きな軽量化効果が得られる。具体的には、ドアモジュールの基材や、インスツルメントパネル、コンソールボックス、サイドシルのモールなどへの適用を狙う。

図1 ドアモジュール基材のサンプル
新しい射出発泡成形技術で成形した。タルクを含有したPPを発泡させて成形した。発泡倍率は1.5倍。
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 図1が、新しい成形技術で製作したドアモジュール基材のサンプル。質量は533gと、発泡させていないソリッド状のドアモジュールの基材が730gであるのに対して、27%の軽量化を実現している。

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