スマートフォンやタブレットの多くは、静電容量方式のタッチパネルを採用している。指で画面を触って操作できる。画面をタッチすると、表面の静電気量が変化し、それを検出する仕組みである。

 タッチパネルは操作が簡単な半面、指が汚れていると画面に油分や泥などが付着してしまう。また、アイコンをタップするような大まかな操作は指でできるが、手で文字を書いたり、イラストを描いたりするような繊細な操作はしにくい。

 こんなときに便利なのがタッチペンだ。タッチペンを使えば、画面を直接触らなくていいので、汚れる心配がない。先が細いタッチペンを使うと、精細な操作もできる。

 静電容量方式のタッチパネルの場合、静電式のタッチペンが必要になる。静電式のタッチペンは、100均ショップで数多く販売されている。

ペン先で用途の向き・不向きを判断

 100均ショップでタッチペンを選ぶときは、タッチペンの先端に注目したい。先端の材質や構造から、100均ショップのタッチペンは(1)シリコンゴムタイプ、(2)導電繊維タイプ、(3)クリアディスク型ペンタイプの3種類に分けられる。

 100均ショップで売っているタッチペンのほとんどは、シリコンゴムタイプ。ドーム(半球)型のシリコンを画面に押し付けて操作する簡単な仕組みだ。ただし、摩耗に弱く、長く使っているとペン先が擦れてしまう。

 これに対し、導電繊維タイプはシリコンゴムの上に網状の導電繊維をかぶせている。シリコンゴムと同等の操作感を持ちつつ、摩耗にも強い。

 クリアディスク型ペンタイプは、細いペン先に透明のディスク状の樹脂が付いている。その樹脂を画面に密着させて使う。ペン先の中心がタッチされるので、細かい操作がしやすい。

 これらの特徴から、一般的な画面操作で十分なら導電繊維タイプを、精細な操作まで求めるならクリアディスク型ペンタイプを選ぶとよい。

100均ショップで売っているタッチペンは主に3種類。左からシリコンゴムタイプ、導電繊維タイプ、クリアディスク型ペンタイプ。筆者は導電繊維か、クリアディスク型を薦める
(撮影:スタジオキャスパー、以下同じ)
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